夢を買う

2012年03月05日

夢を買う

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信じられないでしょうが・・・

この「たこ焼き」を買うのに一時間待ちでした。

２パックをペロリ。

こういう苦労も知って食べると、感慨一入です(笑)

食後はミニストップの新商品、いちごプリンパフェ。

さて、今日は「宝くじ」について。

先に、宝くじの一等賞金の上限を現行の2.5倍に引き上げる法案が今国会に提出されました。

宝くじというものについて、大阪商業大学総合学部の谷岡一郎氏が宝くじは社会的弱者が納める税金か？
という論文を書いています。

要約すると、

【宝くじで吸収されているのは、富裕層の浮動購買力ではなく、どちらかといえば社会的な弱者の持つなけなしの購買力の方なのである。
「夢を買う」と言えば聞こえは良いが、成功者、家を持つ者（大金持ち）、高い教育を受けた者、トラウマの少ない者などが払う気のしない税金を、昇進の遅い者、家を買う余裕のない者、十分な教育を受けなかった者、トラウマの多い者（半での大きい者）たちが払う構図なのである。】

だそうです。

分析してみましょう。

そもそも、宝くじほど割の悪いギャンブルはなく、約50%のテラ銭を持って行かれている状態。

これはtotoも同じで、毎回売上の中から「たった半分しか当せん金に分配していない」というシステム。

この表では「経費」と「収益」の割合が明らかにされていませんので、「経費:収益=9:1」でもおかしくありません。

この「テラ銭」ですが、パチンコ・スロットの場合は20%前後と言われています。

サクラとか打ち子、今でもいるんですかね？

宗教法人もそうですが、何よりも一般法人と同様、きちんと納税させてもらいたいものです。

所得800万円までは22%、それを超える所得に対しては30%という法人税が免除されているって、どんだけ優遇されているのかと。

最後に、合法化されていないカジノ。

これはテラ銭が10%未満と言われています。

純粋に、清いギャンブルというか。

競馬やオートレース、競輪が良くて、何故カジノが未だにNGなのか理解できません。

カジノとなればゲーム代だけに留まらず、ドリンクや食事などにもお金が落とされます。

店員やガードマン、ディーラーなどの雇用創出にも繋がるし、ディーラー養成学校なる施設も公にできあがり、少なくともこの中では一番活性化が望まれると思いますけどね。

まぁ、先に書いた教授の論文といい、宝くじというのは、「もしかしたら当たるかもしれない」という「夢」に釣られて、「税金を喜んで納めているという構図」なのだと、そう思えば購買意欲は沸かなくなると思うのですがいかがでしょうか。

まず、当選するはずがありませんからね。

そんな自分も、20代前半まではパチンコ・スロット、麻雀、競馬に宝くじと、どっぷりハマった時期がありましたが(笑)今ではまったく興味がありません。

ある日、パチンコ屋の駐車場を見て思ったんですよね・・・

「ベンツとかBMWとか、高級車が１台も無いじゃん。」

自分が出走馬にならにゃあかんのだと。

貯めこんでもダメなのだと。

自分に投資を続けて、自分が勝てる人間にならにゃあかんのだと。

独立した途端、自分の生活がギャンブルそのものですからね。

でも、他力本願のギャンブルではなくて、自分でいくらでも頑張れる。

一言では表現できませんが、「生きてるなぁ！」っていう実感をたくさん味わえる。

どうせ、３億当たろうが６億当たろうが、次なる欲求が生じてくるのが人間というもの。

であれば、自分の存在意義を、身を持ってたくさん味わえる人生を送りたいと考える今日この頃なのです。