ようこそ
2007年11月10日
お出迎え
その仔犬を見に行ったのは2回目でした。
ようやく生後45日。
それまでに、他2ヶ所のラブと面会したのですが、
目に『涙焼け』が無いこと
鼻が黒いこと
手足が太かったこと
を理由に、この仔犬にしようと決めました。
1週間後に連れて帰るという契約をし、
頭に描いていた準備を始めました。
その仔犬には似つかない、大きなゲージを購入。
組み立てて、トレー全体に新聞紙を敷く。
その上にトイレトレー。
ゲージに給水器を付けてみたり、
ゲージの中に、ダンボールで作った屋根付の囲いを設置。
その中に、古びたタオルケット。
その部屋の、電気コードを全てカーペットの下に入れ、
ゴミ箱はラックの上に置き、
一通りの準備を済ませました。
そして、約束の日。
深いダンボール箱に入った子犬を、車のシートに置き、
ダンボールごとやさしくシートベルトを装着。
「キャイン、キャイン」
耳が痛いほどの鳴き声とともに、ジャンプする。
ようやく、準備した部屋に着いたとき、
箱から出してやった途端、鳴き止みました。
単なる、閉所が嫌だったのだろうか・・・。
(生後52日)
鼻を床に這わせながら、一通り嗅ぎ終えると、
ゲージに入れて、戸をそっと閉めてやった。
目を合わせない。
ゲージの中も、一通りクンクンし、
500mlのペットボトルを挿した給水器を見つけると、
黙々と飲み続けた。
おいおい。
4キロちょっとの身体で、500mlは飲み過ぎじゃないだろうか。
途中で給水器を取り上げたときには、半分ちょっと飲んでいました。
よし、ここからが我慢だ。
3日間ほどは、ご飯を与えるとき、
トイレシーツを交換するとき以外は無視だ!
鳴いたからといって、あやしに行ってはならない。
鳴けばかまってくれると認識してしまう。
これは、頭でわかっていても、辛いものでした。
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