2007年08月23日
職人の仕事
『料理の鉄人』という番組で、
和食の、『道場六三郎』が、
料理とは別に、『お品書き』を書いていました。
とても達筆でしたよね!?
私の中では『寿司の鉄人』、
『石井六郎』
六?
とても、達筆なのです。
以前、
筆で書かれた年賀状をいただいて、感動しました。
そして、
普段ではめったに見る事のできないもの。
真横で見せていただきました。
一枚のお皿に盛り付けられていく刺身。
(途中段階)
次に、握り。
当然だが、ネタは握る直前に、
スーッ、と切るから、包丁はいつも近くに。
この時ばかりは、
石井氏のオーラが凄い!
長く持ちすぎると、シャリもネタも○○るから、
スピードが命なのだと。
(○○るから、は聞き取れなかった)
(というか、えっ?何て聞ける雰囲気ではない)
昔は、この場には3年は立ち入れなかったそう。
真冬だって冷水で、
弟子入りして、
最初の3年は洗い場が当たり前の世界。
築地市場が無くなるのは、
寂しいねぃ。
って。
そして、出来上がった作品。
何だろう。
もう、これって、アートの領域?
って感じる。
通常は、
食べた時に、ネタとシャリが同じぐらいに無くなる様、
ネタによって、シャリの量を調節しているそうな。
今ではもう、カウンター越しに見る事はできないけど。
天然温泉じゃぽんの脱衣所から
出てすぐのTVの前のテーブル、
実は、前の寿司店『潮路』で使われていたカウンターの
一枚板なんですよ!
42年も同じ職業、かつ、現役。
尊敬してもし足りない、
一本の『筋』がうかがえます。
そして、最後に、こんな探偵歴9年の私に、
10年に1度ぐらいしか食べられないものを
出してくれた。
普段は、干物や、くさやでしか食せないもの、
生きた鮮魚でなんか、まず出回らない代物を。
食べたいからって、どんなにお金積んだって
東京じゃ、そうそう食えないんだからっ!
って言われた代物。
ムロアジの握り。
もうですね、
口に入れたあの感触といい、
歯ざわりといい、
文章にはできませんm(_ _)m
どうやって恩返しをすればいいものか・・・
おやっさん、
ヨガは任せて下さい!
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