ずさん
2007年11月23日
1週間後
この日から1週間後。
私は病院に電話をいれ、○時頃にお伺いします、と
予約をしていた。
にも関わらず、
待たされた時間、40分。
どうやら、
レントゲンを撮っていたのでお待たせいたしました、とのこと。
予約してるんだから、
撮っておいてくれ。
ま、過ぎた時間は仕方ないので、
診察室へと入っていく。
で、
見せられたレントゲン写真。
とともに、獣医の第一声。
「1週間前と変わってないんですねー。」
私は一気に血液が顔面に流れたかのように、
怒りが込みあがりました。
1週間。
1週間、この足は放置されていたのかと。
1週間で、何度、あの悲鳴をあげたのだろうと。
「で、犬は?」
「今、興奮するとまずいのでゲージにいますけど。」
「どうすれば治るのですか?」
「切ってみないとわかりませんが、手術してネジで固定ですかね。」
「連れて帰ります!」
犬なんだから、動くのを前提に固定してもらわないと。。。
それ以外にも、言いたい事は色々ありましたが、
数枚のレントゲン写真をもらい、
他をあたることにしました。
そして、1週間の費用。
「結構ですよ。」
えっ!?
逆に腹が立ちました。
犬が抱きかかえられて私の元へ。
千切れんばかりに尻尾を振っている。
おい、あまり動くな。
足に響くぞ。
1週間ぶりに私の腕で感じた温もり。
感想。
くせっ!
垂れ耳をめくりあげると、
もの凄い耳垢が!
きっと、ゲージの中では
トイレシーツなんかも
マメに交換してはいなかったであろう。
強引にでも診察料を支払ってこの動物病院を訴えようかと、一瞬頭をよぎりましたが、そんなことをしても、この犬は喜ばない。
ちゃんと後遺症無く走れるように戻るのだろうか。
それだけが心配でした。
近くのコインパーキングまで抱いていき、
そっと、地面に降ろしてやり、
持参した濡れタオルで全身を拭いてやり、
耳を掃除してやり、
実はもう調べておいた動物病院に向かったのでした。
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