リードは命綱

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昨日、ここ連日で調査をしている依頼者(女性)から驚きの電話がありました。










「犬が死んじゃいました」



川沿いの県道に飛び出し、車に跳ねられて即死状態だったらしい。

「どーうして？」

自分も仔犬の頃から自分一人で躾をして、シャンプーをして、毎日散歩をしてと息子同然のように共生している身として、聞かずにはいられなかったのですが。。

中学生と高校生の子に散歩をお願いしたところ、リードを外してしまったそうな。



「自由が幸せでいいんだよ。」

と言って、

「危ないからやめて！」

と言っても普段から聞いてくれなかった夫を真似してしまったんだろうと、悔やんでも悔やみきれない様子。




既に死んでいる血だらけの犬を抱え、動物病院へ・・・。

当然、何の処置もできる状態ではなく断られ、帰宅してリビングに寝かせている状態で電話をかけてきたのです。

電話越しには子の鳴き声と、依頼者の号泣する声。

「さっきまで元気にハァハァ言ってたのに・・・」


さすがに、涙をもらいそうになる。

ゴン太とは照らし合わせないように冷静に。


仕事中で留守の夫に連絡したところ、自分で火葬の手配をしろ！と言われ手配したそうなのですが、できるのは翌日ということでしたので・・・

せめてもの思いつきで、時季も時季ですし、保冷バッグと多量の氷を早く買ってきて冷やしておかないとですよ！と。



帰宅した夫からは

「お前が殺したようなもんだろ！」

と言われたらしく、その後実家に行ってしまった。

さすがに、女のところには行かなかった。




『自由』

っていう本当の意味、わかってないんだろうな・・・夫。



浮気も含め、夫が『身勝手』なことするせいで、こういう弱いものが犠牲を被るんですよね？

と言った依頼者の言葉が胸に残る。。。




・・・そうなんだよ。

被害者はいつも子供だ。

子供も犬も、育て主を選べないんだ。

親になるのも、飼い主になるのも、きっかけは自分のエゴによってなってるくせに、家族を裏切って浮気する。

都合のいい時だけ帰ってくる。

そんな親を見て、子供は真似して育つ。

負の連鎖が続く。



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犬種の選択（３）

幼少の頃からの経験もあり、

犬種はミックス犬（雑種）でも良かったのですが。



ミックス犬にしても、純血種（血統証付）にしても

命の重さに差はありませんから。



何と言いますか、様々な犬種がある中、それぞれの犬種のブリーダーさんが誇りを持ってその犬種を愛している姿とでも言いましょうか。


最期まで看取るという覚悟と、責任という意味合いでも、

色々な犬種を勉強して、ラブラドールという犬種にたどりつきました。





あと、もう一つ。

果たして、どれだけの人が知っているかわかりませんが、

子供の頃に放送していた番組があったのですね。

しゃべる犬と少女が主人公の、

『パパになりたかった犬』

という番組。



その犬もイエローのラブラドールでした。




総して、

自分が例えば目を閉じて、


『頭の中で犬をイメージしてください』


と言われて出てくる犬がラブラドールだったというのも

決め手かもしれません。




そして、何よりも


『 ラブラドール　＝　盲導犬 』


のイメージが強かった訳ですが・・・。



果たして・・・。





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