優しさ
2008年08月06日
別れ方でわかる本性
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚
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立ち止まったまま。
メールは不通状態、携帯電話は解約。
もがく思い。
「もう、どうしていいかわからないんです。」
Takeに対しての第一声でした。
歳はまだ若く、大きく澄んだ瞳で顔肌のきれいな女性。
何でこんな娘が探偵に頼らなければならないのか。
いつも思う。
余談だが、今までTakeへの依頼者層には17歳という若さの娘もいる。
上は80歳代。
老若男女、抱える悩みに年齢も性別も関係が無い。
2年も付き合ったのだからと王道の話をした。
しかし彼の家には、今はもう行けないという。
できれば、今の職場を探して仕事帰りに接触したいとの要望だったが、
『まずは、彼氏さんが結婚してるのかどうか確かめてみませんか?』
という内容で締結し面談を終えた。
数日後・・・
調べた結果、彼は独身だった。
バツ1であるものの5年前には離婚しており、子はいない状態。
恐らく、ポストに記載されていた名字の違う女性は、同棲を始めたばかりの相手であろうという事は容易に想像ができた。
依頼者にしてみれば、まだ正々堂々と彼には接触できる立場である事はわかった。
しかし、なおさら報告するのが辛くなった。
普通に優しく接しておきながらもキープしながら他の相手を作る、とまぁここまでは男も女もよく聞く話。
傷付くのを最小限に抑えたいのだろうが、そういう人は自分が一番幸せになれないんだという事に気付けていない人。
しかし、自ら別れ話すらできずに、きっと新しい彼女も痺れをきらしたのであろう。
新しい彼女に、妻役になってもらって排除する別れ方。
なんだそりゃ。
そして、報告の日がやってきた。
「独身・・・だったのですか・・・」
それ以上の言葉が出てこない。
暫くの沈黙中、溶けた氷のグラスを下げてもらい、追加のアイスコーヒーを2杯オーダーした。
対面の位置で座っている状態で、顔は逸らさず顎のあたりをぼんやりと見ていた。
依頼者も同様に。
『そんなすぐに、気持ちの方向を決めなくても良いと思います・・・』
すると、
「突然・・・何の前触れもなく・・・逃げるような形での別れが・・・
どれだけ人の気持ちを浮遊させるのか・・・・・
優しさってどういうものなのかが、生まれて初めてわかった気がします。
でも・・・彼にはありがとうって感謝したいと思います。」
彼に対して何を感じてそう言ったのか、手に取るように理解できた。
目を合わせ、軽く頷き席を立つ。
お勘定を済ませ、喫茶店の外に出た。
「会うかどうかはちょっと暫く考えてみたいと思います。その時は、またご協力してもらえますか?」
一瞬見えた白い歯から、明日からの希望が感じとられた。
『ええ、もちろんです!』
お辞儀をして振り返り、歩き去ってく小さな後姿を目に焼き付けながら
もう、連絡してくる事はないな・・・。
そう思い、人混みに紛れ帰った一人の人間物語。
新たな希望を胸に抱き、明るく羽ばたいていくところを見送る先生のような気持ちってこんな感じなのかな?
と清々しい気持ちになったTakeなのでした。
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いつも思う。
余談だが、今までTakeへの依頼者層には17歳という若さの娘もいる。
上は80歳代。
老若男女、抱える悩みに年齢も性別も関係が無い。
2年も付き合ったのだからと王道の話をした。
しかし彼の家には、今はもう行けないという。
できれば、今の職場を探して仕事帰りに接触したいとの要望だったが、
『まずは、彼氏さんが結婚してるのかどうか確かめてみませんか?』
という内容で締結し面談を終えた。
数日後・・・
調べた結果、彼は独身だった。
バツ1であるものの5年前には離婚しており、子はいない状態。
恐らく、ポストに記載されていた名字の違う女性は、同棲を始めたばかりの相手であろうという事は容易に想像ができた。
依頼者にしてみれば、まだ正々堂々と彼には接触できる立場である事はわかった。
しかし、なおさら報告するのが辛くなった。
普通に優しく接しておきながらもキープしながら他の相手を作る、とまぁここまでは男も女もよく聞く話。
傷付くのを最小限に抑えたいのだろうが、そういう人は自分が一番幸せになれないんだという事に気付けていない人。
しかし、自ら別れ話すらできずに、きっと新しい彼女も痺れをきらしたのであろう。
新しい彼女に、妻役になってもらって排除する別れ方。
なんだそりゃ。
そして、報告の日がやってきた。
「独身・・・だったのですか・・・」
それ以上の言葉が出てこない。
暫くの沈黙中、溶けた氷のグラスを下げてもらい、追加のアイスコーヒーを2杯オーダーした。
対面の位置で座っている状態で、顔は逸らさず顎のあたりをぼんやりと見ていた。
依頼者も同様に。
『そんなすぐに、気持ちの方向を決めなくても良いと思います・・・』
すると、
「突然・・・何の前触れもなく・・・逃げるような形での別れが・・・
どれだけ人の気持ちを浮遊させるのか・・・・・
優しさってどういうものなのかが、生まれて初めてわかった気がします。
でも・・・彼にはありがとうって感謝したいと思います。」
彼に対して何を感じてそう言ったのか、手に取るように理解できた。
目を合わせ、軽く頷き席を立つ。
お勘定を済ませ、喫茶店の外に出た。
「会うかどうかはちょっと暫く考えてみたいと思います。その時は、またご協力してもらえますか?」
一瞬見えた白い歯から、明日からの希望が感じとられた。
『ええ、もちろんです!』
お辞儀をして振り返り、歩き去ってく小さな後姿を目に焼き付けながら
もう、連絡してくる事はないな・・・。
そう思い、人混みに紛れ帰った一人の人間物語。
新たな希望を胸に抱き、明るく羽ばたいていくところを見送る先生のような気持ちってこんな感じなのかな?
と清々しい気持ちになったTakeなのでした。
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2008年01月03日
嘘つく優しさ
新年早々、申し訳ない話なのですが、
探偵なので仕方がないですかね。
年越しで抱えている調査が数件あるのですが、
その中の一つに『浮気調査』があります。
さて、『嘘つく優しさ』とタイトルをつけました。
最初に述べておきますが、
私個人的には、『嘘』に『優しさ』というものは
無い
と思っています。
嘘つくことが“優しさ”と比喩するのは、
結局は、巡り巡って『自分』に都合が良くなるから、
なのだと思っています。
理想論かもしれませんが、
恋愛でも家庭でも仕事でも何でも
嘘なんて、無いほうがいいです。
本題に戻りますが、
浮気をする人は、多くの人は『嘘』をつきます。
相手は、彼氏や彼女、妻や夫など。
それには、相手を思い遣る気持ちもあると思います。
『相手が悲しむのを見たくない』
とか。
その感情から徐々に、
浮気相手とも熱烈にエスカレートしてくると
『面倒なことにはしたくない』
或いは、
『自分が不利な立場になりたくない』
『家庭(本命の交際者)があっての楽しみ』
『世間体、離婚は絶対まずい』
などなど、色々なことを考えて行動しているのだと思うのです。
このような感情って、
浮気をしていれば当然出てくると思います。
ですが、
『嘘をつき通す』
って、結構な労力なのでしょうね。
浮気相手の方にだって、独占欲は出てくるし。
きっと、浮気してる方も、
格好いいことを言ってしまうのでしょう。
『クリスマス』
『年の初め』
という節目だからこそ。
夫が浮気しているケースの場合、
俺、カタつけてくる!
とか言ってね。
でも、家に帰ると現実に戻る。
で、そんな生活に疲れちゃう。
仕舞いには、妻に対して、
「俺、お前と性格合わないんだと思う」
なんて、搾り出したかのようなセリフを吐いてしまう。
「俺もつらいんだよ」
とかね。
『つらい』
なんていう言葉をもし吐き出したならば、
それは自業自得。
だったら本気になるような浮気なんかしなきゃいいのに。
そのようなことに気が付いて、
調査を依頼している妻はもっとつらいのに、
夫が先に“つらい”を言うな!
でもね、
もう、妻は早く離婚したいとさ。
そう、一旦心に決めてしまった女性の心は揺るがんよ。
最後に一つ、
宣言しておきましょう。
本当につらくなるのは、
これからだよ。
全部、巡り巡って、自分に返ってきます。
探偵携帯サイト