彼女の父

2011年10月04日

ゴルフのススメ

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浦島太郎で書いたゴルフの件。

本日行って参りました。

緑と青。

これ以上ないくらいの好天に恵まれた大平台カントリークラブ。

手を壊した７年前から練習を絶ち、スコアも飛距離も以前のようにはいかなくなりましたが・・・

やっぱり、ゴルフは楽しい。

本日は４，９００円、しかも昼食付き。

今どき、どこのレジャー施設でも１日遊べて、しかもこんなに安価では済まないですよね。

老若男女関係なく一緒に楽しめる、大人の遊園地。

そりゃあ、コースに出られるようになるまでには道具や練習代がかかるかもしれませんが、つくづくお薦めしたいスポーツです。

ゴルフがプレーできるようになると、人生が変わります。

人脈も増え、コミュニケーション方法が増え、旅行だってプランが増えます。

自虐ネタで例えてみましょう。

元々ゴルフを始めたきっかけって不純な理由なんです。

２１歳の時でした。

当時、１９歳の頃から交際していた彼女がいました。

彼女は「○○興業」という「○○市」で一番の土建屋社長の娘。

ベンツとバスみたいな外車と国産車を乗り回す父で、見た目もや○ざ？っていう感じでした。

携帯電話の無いまだポケベル時代でしたので、彼女からポケベルが鳴っても公衆電話が見当たらずに10分後とかに電話をすると父が電話に出ることもあったのです。

Take:「千葉と申しますが、○○さんいらっしゃいますか？」

父:「あー？いねぇなぁ・・・」

Take:「・・・。」

こんなことが日常茶飯事でした。

何とかならないもんかと当時の彼女と相談し、父の趣味がゴルフなんだから自分たちもゴルフをやってみよう！

そんな浅はかな考えで、当時としては大金を叩いてゴルフクラブのセットを購入したのです。

しかし、その数ヵ月後・・・

電話も取り次いでくれなかった父が、ベンツの運転を自分に託してくれ(後部座席で飲みたかっただけ？)、コースでは笑顔で会話が飛び交い・・・

帰宅して車から降りて、

Take:「本日はありがとうございましたm(_ _)m」

父:「おう、また行こうな！」

そんな風に豹変したのです。

ゴルフって凄ぇ～・・・と思った最初の気付きでした。

その世代での交際している彼女の父親って、とにかく怖い存在じゃないですか。

でも、そのような存在の人から「また行こうな！」って・・・

ま、とっくの昔の話なのですが、今日は何となくその時の自分を思い出してしまいました。

そして今日も同じように嬉しく思いました。

レベルアップを目指す楽しさを忘れた訳ではありませんが、もう練習が不可能な手をいつまでも悔やんでいても仕方がありません。

しばらく乗らなかった10年ぶりの自転車も無事に乗れるのと同様に、どうにかプレーは可能でした。

クラブを持って球を打ちながら芝生の上を歩き回る。

字で書く「ゴルフ」の内容ってそれだけかもしれませんが、含まれている魅力はとてつもなく多彩で大きいです。

そのようなことを思い出させてくれた事に、心から感謝した一日でした。